2014年10月2日木曜日

メディア工学 (1) と (2)

メディア工学第1回では,「メディアとは何か」「工学とは何か」についてお話をしました.
またたくさんのメディア芸術作品を紹介して,「工学」によって可能になった表現についてお話をさせて頂きました.

メディア工学第2回では,紀元前からあるメディア「演劇」を中心に,アリストテレスの詩学からバーチャルリアリティまでをお話しました.

技術と芸術は,どちらも人の手によって作られるものです.この両者が切っても切れないことを,2回の講義を通して理解して頂けたでしょうか.

この映像は講義中に紹介したものですが,その「メイキング」映像がこちらです.

2014年4月25日金曜日

2014年4月17日木曜日

感性科学概論(京都嵯峨芸術大学)第2回

ジル・テイラーの超有名TEDトーク "My stroke of insight" で授業をはじめました.「科学的な」態度とは何かを,彼女の解説と彼女自身の体験の両方から知ることが出来る貴重な講演です.

英国のストーンヘンジは,当初は冬至,春分,夏至,秋分を知るための一種のカレンダーではなかったかと考えられています.ではなぜ,これらの日を知りたかったのでしょうか.

当時の人々が1年の周期を知りたかった理由は,農業と密接に関連していると言われています.それに古代エジプトでは毎年ナイル川の洪水があったわけですから,洪水の時期も知りたかったわけですね.

冬至は1年で太陽が出ている時間が一番短い日です.この日から夏至まで,太陽が出ている時間は1日1日と伸びていきます.この日を基準に農作物をいつ育て始めたらよいかわかることでしょう.

冬至から日が伸びていくわけですから,冬至はめでたい日でもあります.国民の祝日になっていないのが不思議ですね.お正月もクリスマスも,起源は冬至かもしれません.少なくともクリスマスがイエス・キリストの誕生日ということではないそうです.

このようにして天文現象から未来を予測しようとする営みから,科学は生まれました.

(続く)